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口内フローラの乱れは生活習慣病にもつながる?
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2022/08/26 ブログ
馬車道の歯医者「馬車道アイランドタワー歯科」では、皆様のお口の健康に役立つ情報を歯科医師や歯科衛生士などが発信しています。
皆様、こんにちは。
今回は口内フローラについてお話しします。口内フローラという言葉自体は良く耳にしますが、そもそも『フローラ』とは何かご存知でしょうか?
『フローラ』とはお花畑のことで、顕微鏡で唾液を見てみると、口の中の細菌の集まりがお花畑の様な模様に見えることから口内フローラと呼ばれるそうです。
口内フローラが乱れると生活習慣病にもつながる?
お口の中には善玉菌と悪玉菌、そのどちらにも属さない日和見菌(ひよりみきん)が存在します。
このお口の中の細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が優勢になってしまうと、むし歯や歯周病になりやすくなります。
さらに、歯周病が悪化し歯周病菌が血管の中に侵入してしまうと動脈硬化や脳卒中・心筋梗塞を引き起こすリスクもあります。ほかにも歯周病は糖尿病を悪化させる恐れもあります。
ここまで悪玉菌は悪者であるかの様に書いてきましたが、実は悪玉菌は繁殖しなければ人体に害を及ぼすことはありません。また、悪玉菌は外部から侵入するウィルスと戦ってくれる免疫としての一面もあります。
口腔内フローラは、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが保たれていることが重要なのです。
日々の歯磨き習慣が重要!
お口の中の細菌は主に歯垢(プラーク)や唾液、舌苔に存在ます。
普段から歯をしっかり磨く習慣のある方でも、口の中には1000億個以上の細菌が存在しており、あまり磨けていない方は4000億個以上、ほぼ磨かない方は1兆個もの細菌がいるといわれています。この細菌が増えすぎてバランスが崩れることのないようするには、毎日の歯磨き習慣が大切です。
お口の中の細菌は寝ている間に繁殖します。ですので、起床時や毎食後、就寝前の歯磨きはとても重要です。
歯ブラシは斜め45度で細かく動かし、歯と歯茎の境目と歯と歯の間から汚れを掻き出す様に磨きます。歯茎や頬の内側の粘膜も歯ブラシで撫でる様に軽く磨きましょう。
舌についた汚れは口臭の原因にもなるので、専用の舌ブラシで舌を傷つけないよう注意しながら磨きましょう。
殺菌力の強いマウスウォッシュは善玉菌も悪玉菌も殺してしまうので、うがいをするときは粉末状の粉砕緑茶でうがいをすると口内フローラのバランスも保たれるのでお勧めです。
定期的に歯科医院で歯のクリーニングを!
歯磨きの仕方には一人ひとりクセがあります。また、毎日きちんと磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝の汚れをしっかり落とすことは困難です。歯科医院で行う歯のクリーニングでは、特殊な器具を使い、プロフェッショナルの手で歯の汚れを落とします。お口の中のすみずみまできれいにできますので、むし歯や歯周病の予防につながります。
馬車道アイランドタワー歯科では「かかりつけ医」として定期的なお口のチェックや、適切な歯のクリーニングを行うことで、患者様のお口の健康をサポートしています。気になることがある方は、ぜひご相談ください。
こちらのページも併せてご覧ください。
馬車道アイランドタワー歯科|予防・歯のクリーニング
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