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大人むし歯の危険ゾーン

大人むし歯の危険ゾーン

2021/07/03 ブログ

馬車道の歯医者「馬車道アイランドタワー歯科」では、皆様のお口の健康に役立つ情報を歯科医師や歯科衛生士などが発信しています。

皆様、こんにちは。
今回は大人のむし歯になりやすい『危険ゾーン(露出した根面)』についてお伝えします。

日本では20歳以上の90%がむし歯の罹患経験があり、また20歳以上の3割がむし歯を未処置にしています。
大人むし歯の特徴の一つに、歯周病などで露出した歯の根面にできるむし歯があげられます。
(厚生労働省 e-ヘルスネット 大人のむし歯の特徴と有病状況より)

 

歯の根面はなぜ危険ゾーンなのか?

歯の根元が少しでも露出してしまっている部分が、大人むし歯の危険ゾーンです。なぜこの部分が危険ゾーンになるかというと、普段目に見えている表面部分と違って以下のような特徴があります。

・歯ブラシで磨きにくい
溶けやすい
・根元に食べカスがたまりやすい

馬車道アイランドタワー歯科|ブログ|大人むし歯の危険ゾーン|象牙質

歯の表面部分、一番外側の部分をエナメル質と言います。エナメル質は人間の体の中で最も硬い組織で、歯を虫歯から守るよろいのようなものです。

しかし、露出してしまった歯根部分はエナメル質がなく、より硬度の低い 象牙質になっています。この象牙質はエナメル部分と違い、溶けやすいだけでなく、むし歯ができてしまうと進行が速いという特徴があります。

この危険ゾーン(歯根)の露出してしまう人の割合は40歳頃からじわじわと拡大していく傾向にあります。

 

危険ゾーンがむし歯になりやすい人の特徴は?

危険ゾーンがむし歯になりやすい方には以下のような特徴があります。
□歯肉が下がっている。
□アメなど甘いものをよく食べる。
□飲み物はジュースが多い。
□食事の時間が不規則になりがち。
□薬を飲み続けている。
□口が渇きやすい。
□歯磨きが苦手。
□部分入れ歯をつけている。
□歯周病と診断された事がある。

以上のような項目に心当たりのあるの方は注意が必要ですが、皆様はいかがでしょうか?

 

危険ゾーンがむし歯になる前に対策を!

上記の特徴が少しでも気になる方は、まずは歯科医院の受診をお勧めします。
危険ゾーンのむし歯を予防のためには、以下のような対策が必要です。

・歯科医院での定期的なチェックとクリーニング
・正しいブラッシング
・フッ素入りは磨き粉の使用
・食生活に気をつける

危険ゾーンが気になり始めた方は、馬車道アイランドタワー歯科に検診を含めチェックしにいらしてください。

 

こちらのページも併せてご覧ください。
馬車道アイランドタワー歯科|一般歯科・根管治療
馬車道アイランドタワー歯科|歯周病治療

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