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「健康で長生き」には不可欠!オーラルフレイルって何?
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2021/06/07 ブログ
馬車道の歯医者「馬車道アイランドタワー歯科」では、皆様のお口の健康に役立つ情報を歯科医師や歯科衛生士などが発信しています。
フレイルとは?
皆様は「フレイル」という言葉を聞いたことはありますか?
フレイルとは、筋力などが低下して心身が弱ってきた「虚弱」の状態を指します。筋力が低下すると、動くのが億劫になって活動量が減ったり外出しなくなったりします。そうするとエネルギー消費量が減少して、食欲が落ち、栄養不足に…という悪循環が起きてしまいます。
フレイルにはこんなサインがあります。
・最近ちょっと痩せてきた
・走るとすぐに息切れするようになってきた
・以前より疲れやすい
・外出するのがしんどい
年齢を重ねると誰もが感じることですが、超高齢社会となった日本では、いわゆる健康寿命を延ばして、元気に自立した生活を送ることがより重要視されるようになりました。
フレイル予防に大切な3つのポイント
フレイルを予防するには(1)足腰を鍛えるだけではなく、(2)人とコミュニケーションを取るなど社会参加によって心の健康を保つことも大切です。
加えて、(3)しっかりご飯を食べてバランスよく栄養を摂取することも、フレイル予防に欠かせません。そのためには「よく噛む」「飲み込む」といった、喉や口腔機能の維持が大切です。お口周りの動きが弱ってしまうことを「オーラルフレイル」と呼びます。
(出典:東京都医師会「フレイル予防」)
オーラルフレイルのサインには「食事を食べこぼす」「お茶や汁物でむせる」「硬いものがたべづらい」「滑舌が悪くなる」などが挙げられます。これらの予兆を放っておくと、誤嚥性肺炎などを引き起こすリスクが高まり、大変危険です。歯やお口の健康状態の変化は、全身の健康と密接に関係しているのです。
オーラルフレイルを予防するには?
では、オーラルフレイルを防ぐにはどうすれば良いでしょう?
特に効果的なのは、お口を大きく動かして筋肉を鍛えることです。
■咀嚼機能の向上訓練
(出典:東京都福祉保健局「『お口の健康』から始めるフレイル予防」)
■舌のトレーニング
(出典:東京都福祉保健局「『お口の健康』から始めるフレイル予防」)
■唾液腺マッサージ
(出典:東京都福祉保健局「『お口の健康』から始めるフレイル予防」)
■口唇のトレーニング
口を「うー」とすぼめたり、「いー」と横に開いたりして、唇の動きを鍛えます。
■滑舌のトレーニング(パタカラ体操)
「パ・タ・カ・ラ」と発音して口を動かします。
唇や舌を動かすことで滑舌が良くなったり、食べ物をスムーズに食べられるようになったりします。
■嚥下(えんげ)の訓練
「ブクブクうがい」と「ガラガラうがい」を繰り返すことで、舌の奥の筋肉を鍛えて、飲み込む力を強化します。
他にも、口を大きく開けて歌を歌うと、楽しみながら予防ができます。
歌ではなくても、普段から口を意識して動かしながら会話をすることでも効果が期待できます。
お口の些細な衰えに気づき、きちんとケアをすれば、オーラルフレイルは予防・改善できます。
2020年から、後期高齢者(75歳以上)を対象に が始まりました。15個の質問項目に答えて、フレイルに該当するか判断します。しかし、健診の受診有無に限らず、ご本人またはご家族から見て「オーラルフレイルかもしれない」ときになった場合は、馬車道アイランドタワークリニックへご相談ください。
人生100年時代、健康寿命を1日でも長く伸ばして、元気に過ごしたいですね。
こちらのページも併せてご覧ください。
馬車道アイランドタワー歯科|入れ歯治療